健康教室と新型コロナ

健康教室開催について

2月、3月と健康教室開催を予定していたのですが、今回の新型コロナ騒ぎで会議形式の催しものが開催を憚れることから、延期が続いています。こんな時こそ、いろいろな疑問点にお答えする健康教室開催の意義があるかとも思っているのですが、マスコミのこの騒ぎの中では難しくなってしまいました。何回かお伝えしているように、このような時は慌てないで、落ち着いて対応していくことが必要と思われますが、マスコミが危機感を煽りますから、かなりの人たちが不安の中で動きが取れない状態になっていますね。

消毒薬が手に入りにくい状態が続いていますが、病院のような不特定多数の人たちを相手にする場所ならいざ知らず、一般の家庭では水での手洗いで十分効果があります。ただ、手の洗い方をこのような時に学んでみることはいいことかもしれません。通常はそんなに神経質に手洗いをする必要は無いと思いますが。

以前の記事でも書きましたが、私たちの体の表面には、体を守っている微生物も住みついてます。それらを洗いすぎても、また問題がおきるのです。

皮膚は、洗いすぎたり、アルコールを使ったりすると必ず油分や水分がとんで、かなり乾燥しています。皮膚の表面に細かい亀裂がはいり、かえって防御力を低下させています。適当な手洗いと、そのあとの乾燥防止が必要になります。普通の手洗いではそのようなことも必要ないのですが、現状のように感染防止のための手洗いの頻度では、必ず皮膚は弱ってしまっています。手のひらと足の裏の皮膚は角質が厚く、そのほかの部分と違った構造をしているのですが、その違いが体を守っている部分でもあります。傷ついても、再生が早い組織です。乾燥させ過ぎないことが肝心です。

その後も一日中テレビの新型コロナ関連のニュースを見て、ストレスで体の具合が悪くなっている人が出てきています。東北の震災の時も、全国で体調を崩してしまった方が、たくさん出ました。情報は大切ですが、テレビや新聞の情報は情報の一部しか報道しなかったり、本当の事柄は報道しなかったり、かなり偏ったものが多いようです。あまり情報に踊らせられないように、情報の収集はほどほどに。

8月から健康教室を再開する予定だったのですが、最近の再度の新型コロナの増加(重症患者はあまり増えていないことはほとんど報道されませんが)で恐怖を煽る報道の中では、もう少し延期が必要かと考えています。

 

 

医療相談・健康相談担当

医師 平田修