突発性難聴と顔面神経麻痺

突発性難聴と顔面神経麻痺は西洋医学では治療に難渋することが多い疾患です。難渋するのは原因がほとんどわかっていないため、すっきりと治す治療がないから(ステロイドをかなり大量に使用します)。また治療効果がなく、後遺症が残る人がかなりいるからです(それぞれの疾患で後遺症が残る割合には違いがあります)。

しかし、鍼灸治療は西洋医学の治療よりかなり高率に、しかも薬を使うことなく病気からの回復を促します。

顔面神経麻痺で耳鼻科で治療中の女性がいましたが、あまり改善がなく固定状態となっていました。そのままでは麻痺の後遺症が残り、美容的にも日常生活的にも困った状態となりそうでしたので、当鍼灸院の院長の師匠(白川鍼灸整骨院)に紹介しました。まだ院長が修行時代のことです。発症してから時間が経っていたにも関わらず、2〜3回目からの治療から少しずつ変化が現れ、少し時間はかかりましたが最終的にほぼ完治しました。

最近では私の知り合いの御家族が顔面神経麻痺となり、すぐに相談がありましたので、「鍼灸AOI+」に受診していただきました。発症早期に受診をしていただいたので、8回の治療でほぼ完治しました。かなり短期に治療できた症例でした。早めに治療できると、期間も治療回数も少なくて済むことを改めて確認しました。初期の集中治療が効果的なようです。

また突発性難聴に関しても、発症してかなり時間が経っている人がいましたが、紹介後に3回の治療で改善しました。これは時間が経っていた割にはかなり短期で改善した症例でした。

西洋医学の治療も同じですが、時間が経てば経つだけ回復までの時間と手間がかかります。できれば発症初期に治療を受けられることをお勧めします。しかし、少し時間が経っていても、西洋医学であまり効果を感じられない患者さんは、まだまだ可能性は残されていますのでぜひ鍼灸治療も試してみてください。

 

医師 平田 修

 

 


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