第10回健康教室を無事終了することができました。参加していただいた方々ありがとうございました。
今回も質問をきっかけとして、話を展開させていただきました。
今回は、子育て中の悩み、知り合いの御家族の引きこもりの問題などが質問としてありました。
今回は心の問題が話題に上がりましたので、精神的な問題に対する診断名の問題点、医療側の考え方、周りの人の対処の考え方などを、私の私見を述べさせて戴きました。
併せて、腸内細菌による影響、食事の問題などにも触れさせて戴きました。少しでも今後を考えていく上での参考にしていただければと思います。
何事にも100%の答えは無いと思います。目の前の出来事、人を先入観無く見ることができれば、その出来事、その人との関わりの中に、自ずと答えが見えて来るものだと思います。
身体的、精神的な病は初期であれば、また時間が経っていても軽度であれば回復が早いものですが、時間経っていてしかも重度のものはそれなりに時間がかかるものです。しかし、たとえ重度でも焦らないで少しずつ目の前のことを処理していけば、その時間の連なりのなかでみえて来るものが必ずあります。改善できる余地は必ず残されています。
健康教室がその疑問点のパズルを埋めていくことのお役に立てれば幸いです。
次回からは健康教室は土曜日の開催はどうだろうかと考えています。鍼灸治療はもちろん通常通り行います。
場所は今まで通り待合室での開催で、別室の鍼灸治療と並行して施行させていただきます。現在院長とも話し合い中です。
私の医師としての仕事の関係で、開催日は土曜日か日曜日に限定されますが、開催日についてご希望がおありの方は御意見をおお聞かせください。
医療相談・健康相談担当
医師 平田 修