鍼灸治療と皮膚病

今日は皮膚病についてのお話です。

以前、私の父(医師)が自身の皮膚病「多形滲出性紅斑」について記事を書きました。

父の皮膚病が発症したのは4〜5年前で、その時私はまだ修行中でした。

父は師匠の治療院に週1回通い、その日以外はほぼ毎日私が自宅で治療を行いました。

西洋医学では治療が難しく、鍼灸でも経験することが少ない症例でした。

入院をすすめられるほどのひどい状態でしたが、鍼灸治療を始めて約1ヶ月半ほどで症状は落ち着き、父も私も鍼灸の力を改めて実感しました。

年々、あらゆる皮膚病で悩んでいる方は増えているようですが、病院に行けばかなりの皮膚病が原因不明と診断され、治療法の中心はステロイドホルモンになってしまうようです。ステロイドホルモンは炎症を抑える対症療法ですから薬だけでは慢性化してしまうことが多いようです。

鍼灸治療では不定愁訴といわれるあらゆる症状は身体の不調をあらわしている需要なサインだと捉えます。

治療を始める時に身体全体のつながりを考えながら治療方針を立てていきます。

病名にこだわらずに皮膚病も症状の一つと捉え治療を行なっていきます。

ほとんどの患者さんは辛い症状は一つではなく、同時にいくつも抱えている方が多いようです。鍼灸は一つ一つの症状に対して治療を行うわけではなく、全体の流れを考えて治療を加えますのでその結果としていろいろな症状が改善されていきます。

皮膚病も慢性的になってしまうとすぐに改善するのは難しくなり治療期間も長くなる場合があります。しかし、時間をかけて鍼灸治療を続けていただいている方は皮膚の症状だけではなくいろいろな症状も一緒に改善していきます。ステロイドホルモンなどの薬が減量できたり、中止できる方もいらっしゃいます。

鍼灸治療は身体の自然治癒力を活性化させ、薬のお世話にならない身体作りを目指しています。

原因不明の湿疹、アトピー性皮膚炎、紫外線アレルギー、ひどいニキビなど、あらゆる皮膚疾患にも鍼灸治療は対応しておりますので、悩まれている方はぜひ一度ご相談ください。

 

以前医師が書きましたこちらの記事も一緒にご覧ください

私の鍼灸体験〜多形滲出性紅斑① https://wp.me/p9wuY8-gn

私の鍼灸体験〜多形滲出性紅斑② https://wp.me/p9wuY8-gy

 

鍼灸師 平田 葵